日立柏サッカー場へGO!　(2000.11/23 柏レイソルvs名古屋グランパス)

息子とサッカー観戦に行く。席とりをするために早めに行こうと思いつつ

家を出たのは11時すぎになってしまった。

案の定、着いたらホーム自由席の入り口から長蛇の列が出来ていた。

また通路で見るのはヤだなあと思っていたら、入ったところでスペースがない。

アウェイ側には入れない。

しかし、グッズや食べ物の販売を見ながらぐるぐる歩き回って

元に戻って来たら、さっきは人がいたコーナーがよぉく見える前の場所が

二人分ぽっかりと空いている。なんとラッキー。
ところで、このサッカー場は本当に観客席からピッチが近い。

これは初めて来た人には大感動ものではないだろうか。

コーナーキックに来た選手などにはちょいと叫べば声が届くでありましょう。

落ち着いたらちょっとお茶したいね、って息子はうどんを食べることに。

さっき、外で並んでいた時にマクドナルドのハンバーガーセットを

食べたはずだったが、育ち盛りだしね。

そしてこのサッカー場、私好みの曲が結構、流れるのだ。

今日はスィング・アウト・シスターの「ブレイク・アウト」だった。

秋晴れに清清しいメロディとボーカルが響きわたる。

ほっかほかの肉まんも美味しい・・・

試合前のこんなひとときもお気に入りの時間である。

試合は午後3時1分、キックオフ。

再三ゴールのチャンスがあるのだが、決まらない。

こんなに決まらないとふと相手にやられるのがお決まりのパターンなんだよなぁ、

と思ってたら、やばい。ホントに決められる。

前半33分、あっさりとグランパスのゴール。
首位にいるアントラーズがリードしているという情報もあり、

選手たち焦らないといいなと終始ハラハラどきどきしているのは私だ。

優勝するにはふんばりどころな試合だった ( ここのところずっとそうだったが)。

でも、スコアが1対0のまま、北嶋のシュートがゴールを割っても

オフサイドになったりして、後半が20分も過ぎるとイヤーな気分が

ちらっちらっと場内にただよってくるのだ。

あんなに声援で盛り上がっていた場内がふうっと静まると、なんだかサッカー場全体が

生き物みたいな感じがしてくる。

そういうのも含めて生観戦は大好きなんだけれど、いまは不安な雰囲気を作っちゃいけない。

リズムは乱れてない、決めるだけだ。選手たちにそんな気持ちが強かったように思う。

25分、渡辺光輝の見事なヘディングが・・・ゴール!!　

その後も何度も何度もゴールに向かっていく勢いがあったが、

ついに後半33分、大野のフリーキックから北嶋が逆転ゴール!! 　

ほとんど真横なので、詳しい状況ってわからなかったけれど、とにかく狂喜乱舞、

もぉ、なんちゅう連中。ドラマみたいな筋書き。

感激にひたる北嶋が目の前に見える。ほんと、よくやったね。
残り十数分、ひたすら「集中」って叫びっぱなしだった。

そして、終了のホイッスル。いよいよ、国立でアントラーズとの決勝となる。

それにしても洪 明甫と黄 善洪は頼もしいなあ。

いてくれると安心感とやる気が出てくる、おっきな存在。

日本の選手も学ぶところがいっぱいある。

洪さんのファンである私は今期でレイソルを去るというお話が残念だ。

26日、洪さんコールするぞ。

※その後の情報によれば洪さんは来シーズンも残留の可能性が出てきました☆