そこは秘密基地☆ (2000.08.05 damim『風　KAZE』)

真夏の太陽の下、汗をだらだら流しながらお芝居三昧しに行く。
新宿のシアタートップスで damimの『風　KAZE』。
夕方、池袋で友人と合流してStudio Lifeの『黒いチューリップ』。
その頃、お台場でウツのライブに燃えている友人と合流し、

新居の友人宅へGO! というお約束のいちにち。

ライブでもそうなんだろうけれど、会場がまっくらになる時間が

思いのほか長く感じて、かなりどきどき。

異空間への入口に吸い込まれていくような期待と不安。

で、内容はというと『風』は無理にストーリーを理解しようとするより

こじんまりとした舞台で「ひと」が醸しだす空気を感じるのが楽しかった。

区 麗情さんも初めてのライブの頃は芝居に出るなんてこと

考えもしなかったろうに。でも、舞台では新しいチャレンジを楽しみ

のびのびと演じていた。彼女にはいつも新鮮さと懐かしさが同居しているのだ。

歌声もそんな風にのってふわっと気持ちを包み込んでくれるように。

わずかな人と狭い空間、ダンボール。って、子供の頃、押入れの中で遊んだりしたのを

ふと思い出しちゃった。隠れたり、物もちこんでみたり、眠っちゃったり。

ここもある種の秘密基地的な要素があったりして

おぢいちゃんに見つかっては相当怒られたものだ（笑）。

そして、登場人物にも「なんだかクセものぉ」って味があるひとが多かっ た。

特に金井良信さん演じたオカマのイタミ！あなたの「風」の勢いに

引き込まれてしまったよっ（笑）。

宇梶さんはこの芝居を見てなかったら、ＴＶドラマの『催眠』の

イヤーなお医者さんのイメージが強くなっていたことでしょう。

それだけ役にハマっているのだろうけれど、今回はごっついあったかさを

発見出来て嬉しかったな。

今後もお芝居にハマりそうな予感・・・☆

※ニフティのFBEATの会議室にアップしたものをホームページ用に少し直しました。